「元気をもらう」
もその一つです。
誰かに会って、どこかへ行って、元気をもらう。
なんて・・・まるで物乞いのような卑屈な物言いだと思うのです。
誰かに会うと、どこかへ行くと、元気が出てくる。
のでしょ?
元気とは、元々備わっている気。根源的なエネルギーです。
もともと持っていたエネルギーが内側から湧き出すのと、自分では持っていないから外からもらうのとでは、意識のベクトルが正反対ですよね。
「元気が出る」
「元気になる」
「元気が湧き出す」
日本語としてもそれが正しい使い方だと思います。
もらおう、取り入れよう、とする意識では、実はほとんど得られないと思います。
意識の根底に、エネルギーは有限であり、外から奪い取らなければいけないという前提があるからです。
汲めど尽きせぬ無限のエネルギーが、内側からこんこんと沸いて出てくる、のが本当。
だから、「元気をもらう」というような言葉は使わないことにしています。
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